依存愛は危険
波長が合い、何もかも共有していて融合したような関係の後には別れがやってきます。愛と有害な依存との違いをどうやって見分けることができるのでしょうか？
依存愛とは？
依存的な愛とは、お互いが他方なしではどうすることもできず、ある意味で「1と1は1だけ」の関係になっている愛のことです。
しかし、感情的な依存は必ずしもネガティブなものではなく、うまく「配置」されれば、幸せに生きることができるのです。
ここでいう依存的な愛とは、他のどのような関係よりも愛の関係を特権化します。それは、多くの場合、従順であったり、非常に強い理想によって導かれたりします。自分を世界から突き放すような愛です。このタイプの関係では、パートナーは常に同じ意見を持ち、対立を避け、嫌悪感のないスムーズな関係を望んでいるでしょう。しかし、意見の相違が発生した場合、危機が発生することがあります。
自分が依存的な愛の関係にあるかどうかを知るには？
あなたがそのようないわゆる「依存愛」の中にあることを示すいくつかの兆候があります。
- 何もかもが常に相手と完全に一致していてます。
- わずかな意見の相違が不安を呼び起こします。
- 小さな意見の相違が、自尊心を傷つけ、不快感を感じます。
- カップルの理想に、第三者が侵入したときは、嫉妬を感じます。
有毒ではない感情依存
感情的な依存は必ずしも否定的なものではありません。パートナーのそれぞれが、相手の特殊性、性格的特徴を受け入れている場合があります。
この感情依存は、それが「中毒性」ではない場合、尊敬を排除するものではなく、それぞれが自分の仕事をすることを妨げるものではありません。
有毒な感情依存
一方、依存が「中毒」になったときに、つまり、感情的に依存した場合、その関係は有毒になります。例えば、一方が他方の感情で弄んでり、または一方が他方を無意識のうちに執着させようとする場合、あるいは、この感情依存を意図的に中毒性のものにしようとする場合などです。
この場合、この依存性は多かれ少なかれ倒錯的な行動をもたらします。相手に執着するために、相手に不安を感じさせ、相手の嫉妬心を煽り、相手の自信を揺さぶります。
有毒な感情依存から抜け出すには？
あなたはあなたに合わない感情的な依存関係にあると感じている場合は、最初のステップは、依存脱却には時間がかかり、ある種の「治療」が必要であることを受け入れることです。
他の依存症と同じように、有害な依存関係から「抜け出す」には、離脱が必要です。つまり、物理的にも精神的にも再調整し、新しい生活をスタートさせるために時間と忍耐が必要となります。
信頼できる誰かが付き添うことが必要です。別れた後も同じ関係に陥らないようにすることがとても大切です。
